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Tour360

渋川→三国→十日町→直江津→富山→小矢部

2007/08/22〜8/23

使用機材:
Pnasonic Les Maillots S(1993)

シート:
スペシャライズド ボディージオメトリーコンプサドル(2002)

ペダル:
BBB Easy Riders(2007)

deuter ヒップバッグ

RXキャリア

RXトランクバッグ

タイヤ:
NOKIAN 28C

 

ウェア:
ヘルメット(サイクル用)
レーサージャージ上下
パールイズミ 
手袋(サイクル用)
前日に用意した補給用ミニアンパン。トライバッグに上手い具合に収まります。
1個で180Kcalくらいあったので、カロリー当たり単価は激安である。
wpe8.jpg (44673 バイト) wpeA.jpg (22258 バイト)

20:44 出発
 予定では22:00設定だったが、昨年の大洗アタックの前例もあり、Ni−HMのチャージ完了を待って出発。

17号までのルートは、大胡経由で渋川へ出る。
これは想定してない行き当たりばったりでのルートだったが、正解だったかも?

22:00くらい
この区間で意外に水を消費したので、17号に出たところの7−11で
六甲のおいしい水を購入。(なんでクリスタルガイザーが無いの?)

岩本駅を過ぎて沼田の120号との交差点まではカーブが多く、路肩が殆ど無いので
神経をすり減らすが、時間的にはかなり交通量が減っているので、マシか?
もっともこれを狙って、出発時間を調整していたのだった。


月夜野〜猿ケ京までは案外走りやすいし、これといった急坂は出てこない。
「こんなものか?」とやや拍子抜け、もちろん少しでも坂と感じればリアの26Tを惜しげも無く利用する。
気温は19℃

17号は思っていたよりも照明が多く、真暗な区間の方が少ない。
また、休息小屋付きのベンダーショップがかなり上の方にもあり、
少なくとも三国峠群馬県側であれば水分の入手で困る事は無い。

猿ケ京温泉の看板を見た時点で日付が変わった。

0:40赤谷湖
赤谷湖をぐるりと回りこみながら、三国峠を目指す。
さすがに峠に入ると、グッと本格的な登りが待っていたものの
三境線、赤城、イロハと比べてどうかといえば、大したこと無い。

コーナーに22/55と言う表示があることに気付いた。。。
きっと、三国峠に入った区間から表示があったのだろう。
登りに飽きて来ても看板を見て進捗状態が把握できるので精神的には楽。

星が綺麗で、時折水が流れる音が聞こえてくる、気温は20℃、
霊とかの恐怖感は全く襲ってこないのは、時折抜いていくトラックの方が
現実的な脅威であり、意識をそっちに持っていけないからか?

1:55三国トンネル
 
表示が55/55になった時点で三国トンネルの入り口に到着。
長さ1218m 標高1084m
照明で非常に明るいが、道幅はとても狭い。。。
長さが短いのがせめてもの救いである。
とりあえず、後ろにから来た車5台を先行させてから、トンネルに入る。
どうやら、群馬県側からは下りのようで案外速度が出る。
おかげで、トンネル内では1回しか車に抜かれなかった。

2:00三国トンネル出口
ちょっと休む。
やっぱ、そんなに甘い峠でもなかったが美ヶ原とは比べ物にならない。(>_<)
やはり、38−26Tの威力が絶大だったんだろう。(神様ありがとう)

ケータイを見るとマハダから励ましのメールが入ってたので返信
その後、湯沢までの道はグレートダウンヒル!!
超高速で下れるが、道が暗すぎるため、命が危険!!
予備ライトを増設し、明るさ×2としてなんとか最小限の減速で済ませた。(かも?)

2:59越後湯沢駅

越後湯沢駅はかなり立派!!構内には始発のMAXが停泊している。
しかし、駅舎には鍵が掛かっており、無人駅のノリでベンチで横になる事はムリ
近所のセブンイレブンは24h営業しているし、なかなかの街であると思われた。
名前からして温泉地なので、回りは宿屋がたくさんあるのに(あるので?)
仮眠出来るようなバス停も見つからない!!
ようやく土産屋の前に設置されていたベンチを発見し、横になる。
そろそろ、朝の支度を始める宿もあるせいか、時折物音が響いてくる以外は
静かで風も無く、星が綺麗だ。
でも気温が16℃なのでちと寒い、輪行用に用意した90Lポリ袋を掛け布団にして寝る。
疲れと睡眠不足の為あっという間に睡眠・・・

4:00寒さで目覚める!!
予定よりまだ1時間早いので気分は楽
しかし、石打までも相当な下りなので寒さは増幅。。なんとかなんないのかね?

しかし、4:30頃石打から十二峠へ向かうと暖房にスイッチが入る。
この峠は8%勾配で程よく手ごわいが、冷えた体を暖めるには最適!
峠を越える頃空が明るくなってきた。

6:14十日町(土市駅)
十二峠から十日町までは下りが続く、路面が良く見えるので、安心して速度が出せた。
この区間で地元ローディー?に気前良く抜かれたが、田舎ゆえ気持ちよく挨拶して頂いた。
やっぱ、地方は情緒があって素敵ですよね。

十日町からほくほく道に入り、信濃川を越える。
深い意味はないが、ワンダモーニングショットで気合を足す。(効くのか??)
 

松代から直江津までは、結構アップダウンがあった。
松代駅では結構お客さんがいて、ちょっとビックリ。道の駅と鉄道の駅が一体化しているんですよね。
 

8;00頃
頸城村近辺で気温が既に30℃!!へばる〜
セブンイレブンで水とパイナップルソフト購入。

9:17直江津駅
とりあえず、顔洗ったり、歯を磨いたりしてみる。
なかなか立派な駅ですな。千葉のTRY360軍団のゴールでもある。ちなみに餃子屋はわかんなかったよ。
今度来た時にでも探して見ますかね?12時間あれば到着だし。


9:46
久比岐自転車道の入り口を発見。
谷浜よりちょい東である、途中車道の下を潜るように道が付けられたり
なかなか金をつかっている様子。でもしばらくは単なる歩道にしか見えない。。。


11:19能生道の駅
前回通過しただけの道の駅だが、カニが売ってるらしいのでちょと立ち寄る
本当にカニしか売ってない!!しかも大勢がその場でカニを食べている。
カニは胃にもたれるのでちょっとなぁ〜と思ったら、建物の中に和食屋があった。
カニ雑炊をオーダー、塩分が程よく体にしみこんでいく。
暖かい食べ物は体を元気にするようだ。

  
 



13:04
鬼舞、鬼伏と見覚えのある地名とともにサイクリングロードの終わりが近づく
姫川大橋を越えると程なく、北陸の難所 親不知高架橋へと突入。


前回、トランジットライトで走破した区間であるが、よく突破したな〜
と感慨にふけながら、親不知ピアパークでちょい睡眠休憩。
その後更に西へ進むが、自転車で通過してはいけない危険な区間である事がハッキリ判った!
そういう意味で、前回、親不知駅から輪行を決めた俺の判断は間違っていなかった、ナイス俺!!

親不知トンネルは自転車通行不可であり、海岸線沿いの旧道に回される。。。
ここが、本当の親不知であった。
海がどこまでも透き通り、景色も良く快適な細道である。
こんな感じで糸魚川からずっと旧道が残っていれば良いのに・・・

親不知を過ぎて次の道の駅 越後市振の関で、小岩井の果汁50%オレンジジュースを購入
水だけの補充では電解質が不足するので、こういうものを体が欲しがるのか
めちゃ美味い!!
おかげで、魚津、入善、滑川までは気分上々で快適だった。

15:04
入善では天然水の湧き出る水場があり、ボトルも洗えて良かった。(^^♪
線路の脇をずーっと走るので特急と巡りあい放題!!
 
ここの水は黒部山から沸くのかな?日光の水同様に美味いのだが、これが平地で飲めるとは!!
※日本有数の黒部川扇状地湧水群を持つ入善町。環境庁が名水百選に指定・・・らしいです。

16:00
滑川市通過中に自己記録更新!!


17:00
富山で8号に復帰するも、交通量が多すぎて排気ガスで気分が悪化・・・
既に日は落ちてはいるが、道は経験済みなので、特に困惑は無い。
さすがのLEDライトも光量が落ちたので、予備バッテリーに交換、
一気に照度が回復。沢山電池を用意しておいて良かった。

18:00

前回は早朝過ぎて、営業してなかった、道の駅 かもんパーク新湊で肉うどんを食べる。本当はレストランで白エビのかき揚丼を食べたかったのだが、胃にもたれそうなので、断腸の思いでパス。。
美味そうだったンだよね〜、これが今回最大の心残り。。。次回は・・

19:30
小矢部市(石動)
親不知等で迂回させられまくったせいで、予定よりもかなり距離が回っている。
金沢までいくと、389Kmになってしまう!!
時間的にはギリギリ急行能登に間に合う感じだが、荷造りとか着替えを考えると・・・

ここでやめよう!!

目的の360Kmは達成しているし、肉体的に無理する理由は何処にも無い。
(既に親不知突破後に右足首捻挫中〜)
てことで、石動で切符を買う。
 

19:54
その後、風呂を求めてタワーの湯まで行くも、ドアの前に立つとホタルの光が聞こえてきた。
確認したら、20:00で営業が終了だった。
ギザショッキング!!
お風呂は22:00くらいまで営業して欲しかったなぁ〜。


他にも温泉宿はあるようだけど、日帰り入浴が可能なのかわからないので断念。
仕方なく、トイレの個室にこもって全身をタオルで水拭きして、
仕上げはギャッツビーのボディーシートでキュキュッと・・・
うーん、こんだけ汗を掻くと、さっぱり感が今ひとつだな〜。。。
着替えを終えて、バス停のベンチに寝ころび電車の時間を待つ。
しかし、こんだけ疲れているとどこでも寝れるなー(゜o゜)

Tour360は実績366Kmで見事に達成できた。

22:34 急行 能登
 
石動の駅員さんに確認した通りに、5号車に乗るも、
自転車が椅子の後ろに収納できないので通路に置く(簡易輪行パッケージが仇に)
その後車掌が来て、椅子の後ろに入らないですか?と聞くので事情を説明すると、
隣の座席に座っている直江津までの乗客が降りたら空いた椅子の上に置いて下さいと指示して去っていった。



サンクス、JR西日本金沢管区の車掌様〜
・・・今度からは正式な輪行パッケージにします。

車内はエアコンが効きすぎて寒い程だったが、
気温16℃の湯沢駅前ベンチよりはかなり暖かいのでなんとか眠れる。
一人で8座占有してぶっ飛ばされそうだが、ガラガラの能登ゆえに許されたのだろう。


04:03
そして、高崎は雨だった・・・

 

まとめ。
今年2回目の限界チャレンジ企画。
千葉のサイクルショップジロのホームページが俺のハートに火を付けた。
水は随分補給したが、食事は最初から装備したあんぱんの内10個が消費できず、消費期限切れで廃棄したほど。
もち、セブンでソフトクリーム買ったりはしたものの、そんなには食べてないのにハンガーノックは発生せず。
あ、カプセルのBCAAを「出し惜しみは無しだ」と言いながらガンガン飲んでたのが良かったか?
滑川あたりから猛烈に尻が痛くなったのと同時に右足首を捻挫したが、捻挫は富山を過ぎた頃には何とかなった。
痛い事は、痛いのだが。。。。S&Mですかね?

こんだけ走ってなんか物足りない気分なのは、余力を残した状態で切り上げたからなのか?
365日前の大洗アタックの時のような達成感が無いんだよね〜。倍以上走っているというのに。

反省点
小矢部のコインランドリーでウェアを洗濯しておけば、電車の中で防寒として使えたはず。
高岡まで戻って急行にのり電車代を安する選択肢もあった。しかし石動ゆえに気楽に乗車できたのかも。

親不知海岸は青海→市振を電車で乗り切った方が安全で、トラックさんの為にもなる。(11分230円)
滑川→高岡は排気ガスで不快な区間なので、ここも電車でよいかもです。(45分740円)
あまり自走にこだわり過ぎずに、危険な区間は電車を利用するべきですね。

装備はサイクルジロ軍団と比較するとかなり軽装で、彼らは2ボトル必須と言っているが、
水分そのものの入手で困る事は無いので、1ボトルで問題なかった。(季節が違うしね)


【データ】
積算距離 366Km
移動時間 18h34min
停止時間  2h38min
移動平均速 19.7Km/h
全体平均速 17.2km/h